驚きのきのこの恵み | BOTANICAL LIFE TIPS
  • 2020/05/21

    驚きのきのこの恵み

    きのこには、がんの予防や抑制効果があることは有名です。

    そのきのこの研究では、日本の研究機関が世界的に有名なのをご存知でしょうか?神戸薬科大学の微生物科学研究所や近畿大学大学院などは、世界的に高く評価されています。

    椎茸に含まれるレンチナンが抗がん剤として認可されたのは1985年、今では医療現場で治療薬としても使われることがあるほどです。

    舞茸のMD−フラクションは抗腫瘍、ブナシメジやナメコは抗酸化作用、松茸のMAPががん細胞にダメージを与える、椎茸の石づきにはがんに有効な成分が多く含まれるなど、次々に報告されています。

    ところで、椎茸の石づきは硬いからと捨ててしまいがちですが、根っこや芯などの硬いところは、マクロビオティックという食事法の考え方では、力強い陽性を示します。マクロビオティックは、陰陽論を元にした食事法として有名で、大根や人参のような根菜では、葉の部分は陰で、根の部分は陽とします。陰陽両方を食べることで体内の陰陽の調和を取り、不調を和らげようとするものです。「無造作に捨ててしまう部分」こそに、自然の恵みが豊かに凝縮されていますから、上手に使いたいものです。

    また、椎茸は干し椎茸酒にすると全ての成分を丸ごといただけます。

    他にも捨てないで食べると有効な食品の部分として、

    ・ワカメの芯(カルシウムや酵素)…千切りにして佃煮に。
    ・玉ねぎの根(ミネラルと多様なビタミン)…みじん切りにしてお好み焼きやスープ・味噌汁に。
    ・キャベツの芯(ビタミンCとビタミンU)…千切りで和え物やサラダに。

    植物の恵みは測りしれないですね。

    <椎茸酒の作り方>
    干し椎茸の汚れを軽く落とし、密閉便に入れ、焼酎を注ぎ、蓋をして1日置けば出来上がり。1~2週間で椎茸は引き上げ、お料理に使います。一日おちょこで一杯いかがでしょうか。