初夏の花、芍薬(シャクヤク) | BOTANICAL LIFE TIPS
  • 2020/05/14

    初夏の花、芍薬(シャクヤク)

    こんにちは。植物に一目置く薬剤師、久保田 泉です。

    私が薬剤師になろうと思ったのは、子供時代に、薬はどんな病気も治すことができると思ったから。でも、薬剤師として仕事をしているうちに、薬の力では治せない病気がたくさんあることを知りました。そこで出会ったのが、植物の力です。

    私が植物に一目置くのは、植物が、西洋薬とは違って、病人を癒すことが得意だから。その力の大きさには驚かされるばかりです。

    新型コロナウイルス感染症のために、自宅に居る時間が長くなり、「なんとなく不調」という方もおいでになることでしょう。当たり前だった日々の暮らしが当たり前でなくなり、不便を強いられる日常は、知らず知らずのうちに、私達にストレスを与えます。こんな時こそ、植物の力を活用するチャンス到来です。

    初夏の花、芍薬(シャクヤク)を眺めてみませんか?「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、美しい女性の姿にも例えられる芍薬です。紅色や白色の大きな花、一重だったり、八重だったり…華やかな芍薬を眺めているだけで、気持ちが明るくなるようです。花の香りも嗅いでみましょう。どんなイメージが広がりますか?芍薬パワーを存分に味わうと、鬱々とした気分が、すっと軽くなるようです。

    そうです、「薬」という字をよくよく見れば、草冠に「楽」。
    まさしく、芍薬が私達の「楽の素」になってくれましたね。