風が吹くと桶屋が儲かる式のフィト花粉症療法 | BOTANICAL LIFE TIPS
  • 2020/02/27

    風が吹くと桶屋が儲かる式のフィト花粉症療法

    日本で最初に花粉症が報告されたのが1961年。それから60年ほど経った今、日本人の4人に1人が花粉症ともいわれます。関東では2人に1人が症状は出ていなくともスギ花粉症の抗体を持っているというデータもあるほど。(体がスギ花粉を排除しようとしていること。)

    アレルギーに悩む人が増えているのは、食生活の変化にも関係があるかもしれません。乳製品やパスタやピザのような小麦を使った食べ物、肉食に偏った魚離れ、野菜離れの食事は、昭和の食卓の風景とは大きく変わりました。魚に含まれるビタミンDは骨を強くして腸内環境を改善し、食物繊維は腸内を掃除して善玉菌を元気にしてくれます。

    花粉症やアレルギーは、腸内環境の悪化が原因の一つと言われますが、特に小腸は免疫と関わりが深く、癌になることはほとんどありません。つまり、花粉症には、腸内環境を整えて免疫力を高めるのが近道。

    野菜や果物のポリフェノールは、紫外線による酸化ダメージから自らを守るため、種子や葉に多く含まれます。ポリフェノールが腸内の善玉菌を増やしてアレルギー反応を抑えて、下痢の原因となる大腸菌、胃潰瘍を引き起こすピロリ菌、肺炎や虫歯の原因菌も減らしてくれます。

    善玉菌は、ポリフェノールを使って、アレルギー反応を抑える短鎖脂肪酸という物質をつくります。短鎖脂肪酸は腸のぜん動運動を活発にして便通を改善し、大腸がんやクローン病などの炎症性腸疾患の予防や、インスリンの分泌を促進して糖尿病を予防するといわれます。ポリフェノールは花粉症だけでなく体内環境を整えてくれそうです。

    ポリフェノールが豊富なエルダーフラワーとネトルのブレンドティーがおすすめ。エルダーフラワーは万能薬で、花粉症や鼻炎の症状を和らげます。ネトルは、アレルギー症状だけでなく、アトピーや喘息にも効果的。抗アレルギー作用のあるルイボスやビタミンCが豊富なローズヒップを加えると、さらにパワーアップします。