緑と赤のセンリョウ マンリョウ | BOTANICAL LIFE TIPS
  • 2019/12/26

    緑と赤のセンリョウ マンリョウ

    お正月が近づいてくると花屋の店頭には赤い実をつけた植物たちが登場します。
    洋の東西を問わず、緑と赤の組合わせは、吉を呼ぶと信じられているようで、
    西洋ではヒイラギの光沢ある葉と赤い実がクリスマスのシンボルです。
    日本では、「センリョウ」や「マンリョウ」が赤い実をつけるので、お正月の花飾りに広く使われていますが、
    赤い実に限らなくても、松に梅といった組み合わせも定番です。

    私たちの生活に様々な影響を与えている色、その世界観は植物を通じて作り上げられてきました。
    また近代になり、赤と緑の組み合わせを美しいと感じるメカニズムが私たちの体にあることを、
    ドイツの生理学者へリングが唱え、それが定説になっています。

    昔から、植物の生命力に美を感じ、エネルギーを受け取ってきた私たち。
    特に美しいと感じた時は、そのエネルギーが増幅することを感じていたのでしょう。

    邪気を追い払い、良運を呼び込む年の初めに、赤と緑の植物が使われるのは、当然のことのようです。
    そう思うと、鎮守の森の深い緑と赤い鳥居、この組み合わせにも妙に納得がいきます。
    皆さま、初詣はどちらにおでかけですか?