落ち葉が預金に?! | BOTANICAL LIFE TIPS
  • 2019/11/28

    落ち葉が預金に?!

    秋になれば美しい景観を見せてくれる紅葉ですが、都会では地上に落ちれば片付けが厄介な嫌われ者。
    都市部では落ち葉炊きは防災上禁止されていますし、資金や人手の足りない地域では、
    市民が重労働を強いられ苦労されているそう。
    そんな落ち葉でも自然界では重要な役割を持っています。

    地面に落ちた枯葉は水分や地中の微生物などの働きによって堆肥化、
    樹木や草の命を育む養分になります。
    自然って無駄なく命が循環される、素晴らしいメカニズムを備えていますね。

    でも都会ではなかなかそうはいきません。
    そこで、東京都の府中市や、埼玉県の志木市などでは、
    登録市民団体などが落ち葉を回収して市へ託し、市が落ち葉を腐葉土化、
    預けた落ち葉の量にあわせて腐葉土をもらえたり、苗木やミネラルウォーターなどの物品と
    交換できる取り組みを実施しています。

    秋も深まる頃にはあちこちで、せっせと落ち葉を集める老若男女の姿。
    腐葉土は市街地の緑地化に役立てられたり、庭の緑を育てます。
    知恵と工夫で自然循環がなされ、人と人のコミュニティが育まれ、
    イイことがいろいろ起こっています。
    こうした取り組みが全国の都市部に広まるといいですね。