おうち森林浴で癒されて…ヒバの不思議なパワー | BOTANICAL LIFE TIPS
  • 2019/04/11

    おうち森林浴で癒されて…ヒバの不思議なパワー

    森の中に入ると気持ちが良いのはなぜでしょう? 思わず深呼吸してしまうのはどうして?
    森の中にはいったいどんな秘密が隠されているというのでしょう…

    なんて、大げさな前振りですが、あたりまえに感じることこそ、
    あらためて考えてみるとすぐに答えを言えないものです。
    樹木があるから。樹木の何が気持ちよいの?
    独特の香りで包まれるから。香りを嗅ぐとなぜ心地よいの?

    禅問答のようになってしまいますね。
    もう、つべこべいわずに感じることが大切なのよ!なんて大雑把な返しをしてしまいそうです。
    木々が密集している森林の中は、木々の発する植物成分の濃度が濃くなります。
    この、木々の発する香りの成分は、「フィトンチッド」と呼ばれているもの。
    フィトセラピーの「フィト」がつくので想像できますね。
    フィトンはロシア語で「植物(が)」
    チッドも同じくロシア語ですがこちらは「殺す」という意味の言葉。
    ちょっと怖い感じもしますが、意味は「植物が発する殺菌作用のある揮発性物質」とまあ、
    だいたいこんなところです。そしてこれが森の心地よさの秘密のようです。

    植物は自ら動いて紫外線を避けたり、虫や細菌などから身を守るために移動することができないため、
    植物成分(フィトケミカル成分)を自ら作りだし備えています。
    植物は傷つけられたりすると成分を放出し、その成分が殺菌作用を発揮します。
    植物にとっては防御アイテムのそれが、人にはリラックスを感じる作用があるのです。
    専門的には、植物の精油に含まれるテルペノイドという成分の働きで、
    ・消臭
    ・除菌、抗菌
    ・リラックス
    ・抗酸化
    具体的にはこのような作用があります。

    木々に囲まれた場所で、その恵みを身体じゅうに感じて過ごすことを「森林浴」といいますね。
    普段、都会で生活していると森林浴はとても贅沢なものです。
    だって、時間とお金をかけて出かけていかなくてはいけませんから。。。
    忙しい毎日の気分転換として、出かけて行くこと自体がレジャーであり楽しみになりますから、
    それはそれでいいのでしょう。

    ですが、ここに着目し、わざわざ出かけていかなくても、同じような効果を味わえる
    さまざまなプロダクトもあります。
    ウッド系の精油を用いたアロマテラピーはそのひとつです。

    ・サンダルウッド
    ・コパイバ
    ・シダーウッド
    ・クロモジ
    ・ベンゾイン
    などが樹木系の精油にあたり、日本産のものには
    ・青森ヒバ
    ・木曽ヒノキ
    ・北海道モミ
    などがあります。日本人にはとくに馴染みの深い香りかと。
    好きだな、と感じる精油を使って「おうち森林浴」をお楽しみください。

    私が好きなのは「青森ヒバ」。
    ヒノキ科アスナロ属の針葉樹で日本固有の樹種です。
    青森に多く生育しています。
    精油をはじめ、製材時の木っ端であるヒバチップ、生の木そのものも商品化されていますし、
    木材加工品にはウッドボールや子供のおもちゃ、まくら、スツール、まないたなども。
    身近に置いておくと良い香りに癒されますよ。
    青森ヒバの香りのメイン成分は「ヒノキチオール」というもので、
    これが大変強力な抗菌作用があるのですが、
    日本の他のヒノキにはほとんど含まれていないそうです。なんと。

    Viva、ヒバ!

    北海道モミは株式会社フブの森の登録商標です