春のゆらぎは野菜の苦味で乗り切りましょう | BOTANICAL LIFE TIPS
  • 2019/03/14

    春のゆらぎは野菜の苦味で乗り切りましょう

    季節の変わり目は何かと体調を崩しやすい時期です。
    そんな時、たよりになるのが植物のパワー。
    春野菜にはこの時期に役立ってくれる特別なチカラが備わっています。

    ふきのとう、タラの芽、菜の花、こごみ、アンティーブなど、春先は「苦味」の強い野菜が多くなります。
    苦味のもとはアルカノイドやポリフェノールなどですが、アルカノイドなどは本来、毒性を帯びた成分。
    というのもこれは、虫などの敵から身を守るために植物が持っている自己防衛手段なのです。
    これを人が食すと、解毒作用や代謝を促す作用が働き、
    体内に溜まった老廃物や毒素、不要なものを排出することができます。
    春はこれらの野菜を食べて、体の中からリフレッシュしましょう。

    人の舌には、塩味・甘味・酸味・うま味などの味覚を感じるセンサーがありますが、
    このうち最もセンサーの種類が多いのが苦味です。
    なぜでしょう?
    苦味成分は毒性を持つことから、危険を回避するために自然と備わった能力だといわれています。
    また、苦味は子供ほど感じやすく、経験を通じて進化する味覚。
    抵抗力の弱い子供ほど身を守らなくてはいけませんから、敏感にできているのですね。
    ブラックコーヒーやビターチョコなど苦味の強いものを「大人の味」というのも頷けます。

    でも、苦い野菜はどうも苦手、子供も食べてくれないし…という方へ。
    苦味野菜は油と相性のよいものが多いです。天ぷらや素揚げなどにするとおいしく食べられ、
    ペペロンチーノの具材にプラスするのもよいですね。
    山菜類は茹でて水にさらすなどの下ごしらえをすると苦味が抜けます。
    アンティーブ(チコリ)などはあえて苦味を味わって。
    生を刻んでサラダやあえものにするのがオススメです。