困ったときのユーカリ!3種3様、使い分けて | BOTANICAL LIFE TIPS
  • 2018/12/27

    困ったときのユーカリ!3種3様、使い分けて

    朝晩冷え込むようになるとノドがイガイガ、鼻がグスグス。かかったかな? と思ったら、こじらせないたよう早めの対応が肝心、そんなときに頼もしいのがユーカリです。。。

    ユーカリは、アロマテラピー初心者の方が最初に揃える精油としておすすめしたいものの一つです。
    理由は多用途に使えること!今回はその種類と使い方についてご紹介しましょう。

    ユーカリという樹木は多品種で、精油として一般に入手しやすいものには
    3〜5種類ほどあります。それぞれ香りに個性があり、成分とそのはたらきによって使い分けます。

    ●ユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)
    メントール系に似たすっきりシャープな香りで、
    ユーカリ全般の主成分と知られる「1.8-シネオール」の含有量が高いのが特徴です。
    この成分はティートゥリー、月桃、クロモジ、ローズマリー精油などにも含まれ、
    高い抗菌性を発揮します。
    首から上の粘膜系(ノド、鼻)の炎症などを鎮めたいときに、少量を芳香浴などで使用します。
    コップ1杯の熱湯に1〜2滴垂らし、鼻からゆっくりと蒸気を吸い込みます。
    刺激が強いので吸い込みすぎないように注意を。
    もっと手軽に使うには、ティッシュペーパーやコットンに1〜2滴垂らしたものをそばに置いておくか、
    アロマペンダントなどに入れて身につけます。もしも間接的にでも精油に手指が触れたら、
    くれぐれも目や鼻、口などに入れないように気をつけてください。かなりシビれる刺激です。。。
    乳幼児には危険なので使わない、妊産婦の方や特定の疾患のある方も同様です。
    (詳しくはかかりつけのお医者さんにお尋ねください)

    ●ユーカリ・ラディアータ(Eucalyptus radiata)
    こちらはグロブルスよりも甘めでおだやかな香りです。
    グロブルスのような強さはないですが、抗菌・抗炎症、抗ウイルス作用があるので、
    やはりノドや鼻の炎症緩和に用います。花粉症の症状緩和や早期のインフルエンザなどにも。
    ガーゼに1滴垂らして、ガーゼタイプのマスクの間に挟んで使うとよいでしょう。
    また、精製水に無水エタノール少量とユーカリ精油数滴を混ぜたアロマスプレーをつくり、
    室内にシュッとひと吹きして、風邪予防に使いましょう。爽やかな香りに癒されます。

    ●ユーカリ・シトリオドラ(Eucalyptus citriodora)
    シトラス調の香りが特徴で、別名「レモンユーカリ」などともいいます。
    これは「シトロネラール」という成分によるもので、
    メリッサ(レモンバーム)や、マンダリン、グレープフルーツ精油などにも含まれています。
    他のユーカリと同様、抗菌・抗炎症・抗ウイルス作用がありますが、
    昆虫忌避作用も持つので、虫除けに使えます。
    精製水に無水エタノール少量とユーカリ精油数滴を混ぜたアロマスプレーを、
    虫の出入りしそうな場所へシュッシュッ、
    ダニの気になるマットレスやクッションなどの布製品にもシュッとしておきます。
    ただし、量や布製品の性質などにより変色する場合があるので注意してくださいね。

    3種のユーカリ精油は、用途やお好み、そのときの体調によって使い分けます。
    異なる香りをお楽しみください。